新車登録から6年が経過していない中古車は価格が下がりにくい
普通車の耐用年数は法律で新車登録から6年、軽自動車は4年と定められており、メーカーや車種、走行距離などによりますが、中古車市場ではこの期間を過ぎていない車はさほど販売価格が安くならない傾向が見られます。一般的に、事業目的で新車登録から6年以内の中古車を購入する場合には、毎年支払う税金の金額が高くなったり、手続きが面倒になったりすることもあるため注意が必要です。最近では、比較的状態が良く耐用年数があまり経過していない中古車をメインに扱っている中古車販売店が少なくありません。そうした中、同じ中古車を長く使用したい場合には、将来的に発生する車検や修理の費用はもちろんのこと、自動車の維持に掛かる税金について把握をしたうえで購入を決めることが大切です。
新車登録から10年を超える車は大幅に価格が下がりやすい
各地の中古車販売店やディーラーの中には、新車登録から10年を超える車の大幅値下げを行っているところが多くあります。法定の耐用年数を過ぎた中古車は購入費用を節約できるという大きな魅力がありますが、一方で様々なパーツの不具合が見られたり、走行性能が衰えていたりすることもあります。そこで、年代物の中古車に手を出す際には、様々なメーカーの新旧の車種に詳しい販売員に相談しながら、慎重に希望条件に合うものを探すことが大事です。その他、軽自動車やコンパクトーカーなど自動車税をはじめとしたコストが安く済む中古車は人気が出やすいため、各店舗のホームページやチラシなどで理想的な車を見つけた時には早い時期に店頭へ足を運ぶことがおすすめです。