駆動方式によって価格が異なるワケ
同じ車種の中古車でも車両価格が違う場合がありますが、その時に多いのが駆動方式の違いによる価格の変化です。一般的にはやはり、四輪駆動(4WD)の中古車の方が前輪駆動(FF)や後輪駆動(FR)に比べて高額な価格設定になります。なぜ駆動方式によって価格に差が出るかというと、それは四輪駆動の方が悪路に強いということもありますし、雪が積もる地域では前輪駆動や後輪駆動の車ではパワーが足りず発進に手間取ってしまうことがあるからです。しかし、だからと言って四輪駆動の中古車を買えば良いというわけではありません。人によっては悪路や積雪の多い地域を全く走らないという場合もあるでしょう。そのような人は高額になりがちな四輪駆動を避けて、前輪駆動や後輪駆動の車を購入しても良いかもしれません。
必要な装備が整ったグレードを選ぼう
車両価格は駆動方式の他に車両のグレードの違いによっても変動します。そして、グレードの違いが現れるのは車の外装や内装です。外装の場合、差が出るのはカラーリングやフォグランプの有無など。内装は特に差が大きく、シートの色や素材、スピーカーの性能などいろいろな場所にグレードの違いが現れます。また、近頃だとグレードによって安全装備にも差が出ています。当然ですが安全装備が充実している車の方が需要があり、価格も高くなりがちです。もし、なるべく安く車を購入したいのなら、同じ車種の中でも低いグレードの中古車を選ぶと良いでしょう。外装や内装は自分でカスタマイズ出来る部分もあるので、あえて低いグレードの車を買って自分好みにカスタマイズしていくというのも一つの手だと言えるでしょう。